キッチンをDIYする前の準備と基礎知識。 |
キッチンの組み立てをDIYする!
システムキッチンを自分で組立施工してみましょう!
まず、キッチンを組み立てる前の準備とご注意事項をご案内いたします。
※説明分の記号内容
|
|||
|
|||
|
|||
|
◆I型キッチン本体の工事区分を知る
メーカー専属の施工業者などが取り決めている工事区分とは、キッチンパネルの貼り付けから本体組み立て、ビルトイン機器の取付けまでが基本区分となります。DIYの場合、自己責任のうえ工事出来る区分は電気やガス、水道といった法的有資格者しか出来ない工事以外が工事区分となります。ここでいうDIYキッチンの工事区分は、前者の内容となります。
◆I型キッチン組み立て前の確認事項
❍部材を確認する
●荷受けした商品の数量と品番が送り状と合っているか?
品番が違ってたり、数量があわなかったら運転手さんと発注元にすぐ連絡してください! 大抵は、運送会社のドライバーさんはチェックします。ご自身でも確認してください! |
●開梱前と開梱後のキズ・打痕・破損がないか?
梱包が破れてたり、濡れていたりすると中のキッチンキャビネットも破損している可能性があります。破損はそのタイミングで責任範囲が変わりますので、見つけたらすぐに連絡してください! 証拠写真も必ず撮影すること! |
❍設置場所を再確認する
●キッチン設置場所の水平・垂直・コーナーの直角のレベルが出ているか?
キッチンの組立スペースにキチンとキッチンが組立可能かどうかを確認する方法です。
いわゆる縦(垂直)横(水平)タチ(直角)が出ていることの確認です。
メジャーはもちろん、レーザーなどの工具があれば簡単です。
キッチンの仕上がりの不良や、引出などの動作不良の原因になります! 床の水平レベルは、キッチンカウンターレベルに大きな影響があり、排水の流れが悪くなります! |
●施工図面通りに給排水・電気配線・ガス配管が出ているか?
電気工事・管工事・ガス工事は、関連する法令・規定に従って必ず有資格者が行なってください! キッチン施工図面と大幅に違っていたら、すぐ業者さんに連絡してください! |
●吊戸棚取付け壁面の強度、取付桟などの補強下地があるか?
コンパネ材12mmか吊戸棚を取り付ける位置に補強桟があれば大丈夫です。 メーカーや吊戸棚種類によって取付け位置がかわりますので、施工図面をチェックしてみてください。強度が弱いと、ビスが抜けて吊戸棚が落下しケガをする恐れがあります! |
●キッチン側面のドア枠や幅木が飛び出てないか?
引出が枠や見切りに干渉して、引き出し出来なくなります! キッチンの有効寸法は、枠の内々寸法もチェックするようにしましょう。 |